難易度
たしざんだけ。1〜5の小さな数で「あわせるといくつ」に慣れます。○つき。
「はじめる」を押すと たしざん か ひきざん の式が出ます。「○をみる」をオンにすると、数を目で数えられます。答えを3つの数字からえらんでタップ!全10問です。
5〜6 歳の子にとって、7 はまだ量ではなく記号です。数字を見ただけで「7 個ぶん」を思い浮かべるのは難しい。そこで Kids Math は、式と一緒に○を並べます。
たし算は、青の○とオレンジの○を「+」でつないで出します。色が分かれているので、どこまでが最初の数で、どこからが足す数かが見て分かります。ひき算は引かれる数だけ○を並べ、引く分にバツ印を付けて消した状態にします。消えた○がその場に残って見えるのがポイントで、ひき算が「無くなる」ではなく「残りを数える」操作だと伝わります。
○は指でさして数えて構いません。むしろ最初のうちは、画面に指をあてて 1 つずつ数えるほうが身につきます。
答えの候補は 3 つで、まちがいの 2 つは正解の ±1〜3 の範囲から選んでいます。ランダムな遠い数を混ぜないのは、そうすると「明らかに大きすぎる数を消す」だけで当たってしまい、計算しなくても正解できてしまうからです。
近い数をそろえておくと、数えまちがいが 1 つのズレとしてそのまま結果に出ます。「6 と 7 で迷った」という迷い方こそ、この段階でしてほしい迷い方です。
答えが 0 や 1 のときはマイナス側の候補が作れないので、大きい側の数で埋めます。どの問題でも必ず 3 択になります。
選んだ数字が違うと、そのボタンが薄くなって選べなくなり、短い音が鳴ります。それだけです。正解は表示されません。同じ問題のまま、残った選択肢からもう一度選べます。
答えを見せないのは、まちがえた直後こそ数え直すチャンスだからです。ここで正解を出してしまうと、○を数え直す手間を飛ばして次の問題に進んでしまいます。
ただしスコアには差がつきます。加算されるのは 1 回目で当てた問題だけなので、10 問終わったときの点数は「迷わず出せた数」を表します。満点でなくても、最後まで自分で数えて解けていれば十分です。
出題はどの難易度でも一桁どうしです。かけ算も、二桁の筆算も出しません。年長さんが「できた」と言い切れる範囲に閉じています。
○の表示は、やさしい・ふつうでは最初からオン、むずかしいではオフで始まります。むずかしいを選ぶ段階では数えずに答えられてほしい、という想定です。もちろんプレイ中にいつでも切り替えられます。
「○をかくす」を押すと視覚補助が消え、式と 3 つの数字だけになります。ここが暗算への橋渡しです。目安は、○を見ながらでも数えるのが速くなってきたとき。数え終わる前に答えを選んでいるようなら、もう頭の中で答えが出ています。一度隠してみて、詰まるようならまた出せばいい。行ったり来たりして構いません。
逆に、○を出しても指で数えるのに時間がかかるようなら、難易度を 1 つ下げるほうが早いです。やさしいで和が 10 までのたし算を繰り返すほうが、むずかしいで固まっているより確実に身につきます。
問題が変わるたびに、式を端末の音声で「3 たす 2 は?」と読み上げます。数字と記号がまだ結びついていない子でも、耳から式の形に慣れられます。
読み上げは記号ではなく言葉です。「+」を「たす」、「−」を「ひく」と言うので、そのまま口に出して真似できます。スピーカーのボタンを押せば何度でも聞き直せます。
端末に日本語の音声が入っていないと読み上げは出ませんが、式は常に画面へ大きく表示されるので学習は続けられます。静かにしたいときは音オフにできます。
10 問終わると結果画面が出ます。短いと感じるかもしれませんが、この年齢では 10 問でも集中はかなり使います。途中でやめてしまうより、10 問やりきって点数を見るほうが次につながります。
スコアは 0〜10 で、難易度別にベストを保存します。紙吹雪が出るのは満点かベスト更新のときだけです。毎回何かが出ると、出ること自体が目的になってしまうので、そこは絞ってあります。
問題はその場で作られるので、同じ 10 問が繰り返されることはありません。同じ式が続かないよう軽く振り分けもしています。
Kids Math はすべてブラウザの中で動きます。外部への通信は一切ありません。
○は CSS の円で描き、効果音は Web Audio でその場で合成、式の読み上げは端末内蔵の音声合成を使っています。読み込む画像・音声ファイルが 1 つもないので、通信量もほとんどかかりません。
保存するのは難易度別のベストスコアだけで、お使いの端末の localStorage にのみ記録されます。名前も年齢も入力しませんし、解いた内容がどこかへ送られることはありません。